将棋駒師「児玉龍兒展」

将棋駒師「児玉龍兒展」

将棋駒師「児玉龍兒展」（東京・八重洲ブックセンター／ギャラリー）が１月１６日（金）～１８日（日）まで３日間開催されました。
私は１７日土曜日の午前中に伺いました。販売駒が少ないですが、根杢、虎根杢系の木地からの特注がメインです。私がいる間にも注文が沢山入っていました。そういう私もお願いしました。（笑）
将棋の駒とはいえ、このレベルまでいくと芸術ですね。
会場は、他に江戸指物の恩田さんの島桑作品、将棋盤のひなもり銘木の作品を見ることができます。恩田指物師の芸術品を見るだけでも価値があります。
以前、東京展は２年に１回でしたが、昨年から毎年１回開催されることになりました。また、東京以外でも各地で展示会が開催されます。将棋駒に興味のある方は、現代将棋駒日本一と称される「児玉龍兒」の作品をぜひ直にご覧ください。

児玉龍兒　ＨＰ
http://kodamaryuji.jp/exhibition/index.html


展示会場全景。


奥が恩田指物師、ひなもり銘木の将棋盤、テーブルが児玉師の販売駒と木地からの特注。


恩田指物師の桑の芸術品、将棋駒入れで平箱で７組分入ります。恩田さんの作品を見るだけでも価値は十分あります。凄いの一言。


ひなもり銘木の将棋盤・碁盤、私も良い盤が欲しいのですが置く場所がなく………いつも目の保養させて頂いてます。


木地からの製作で今回一番高いものでした。年配の方が直ぐこの木地で注文しました。児玉師の展示会は会場で見ている１時間くらいの時間でもどんどん売れて（特注）いきます。


私も、久しぶりに児玉師に注文、以前から虎杢系真横に虎の模様が入ったものをお願いしていて、今回の展示会に持参されました。１本の木から揃えるのでどうしても１００％完璧のものはできません。一応３年先をめどに製作のお願いをしました。