『うかるぞ社労士 SRゼミ』
「社会保険労務士試験」は卒業しましたが年4回発行される『うかるぞ社労士 SRゼミ』の購読は続けています。
最新号は『うかるぞ社労士 直前模擬試験』
秋保流勉強法では、秋保雅男先生による 重要point いっきに横断学習
メインの直前模擬は2回分掲載されています。第1回は松本幹夫先生出題で基本事項にそった標準的な問題、第2回は奥田章博先生出題で最近の出題傾向・出題方法を意識し、新傾向問題として個数問題・国年法の事例問題あり。どちらの問題も詳細な解説なのでこれを読むだけでも力がつきます。解説一つ読んでもRKZ講師陣の実力がいかんなく発揮されています。
GW期間中に解いてみるのはいかがでしょうか。
秋保雅男先生の今期の一言は”格差社会と労働契約法、労働者派遣法”
『格差社会は日本だけの現象ではなく、中国、ロシア、アメリカなど、世界的な傾向といわれている。日本においては大企業と中小企業、正規社員と非正規社員間の賃金や待遇面の格差が拡大し、社会問題となっている。特に労働契約法と労働者派遣法は社労士試験で出題頻度が高く、非正規社員関連の法令として注目されている。
大企業は昨年に続きベースアップを行い、自動車や電機など主要企業が3000円~5000円ぐらいの賃金改善を図るそうである。一時金は5~6カ月の回答がみられる。
賃上げの理由として、「従業員の士気を高めるため」や「政府が賃上げを求めているため」を挙げている企業もある。労働組合が弱体化し、その組織率が17.5%ぐらいに低下した現在、賃上げの不平等が心配される。契約社員や派遣社員といった非正規社員の増加が格差の拡大に輪をかけている。政府がいくら賃上げを働きかけても99%を占めるといわれている中小企業にその効果が浸透するとは考えられない。公的年金の納付額は、マクロ経済スライド制の採用により低くなっていき、現役世代の賃金も一部の大企業だけがベースアップや一時金で上昇し、非正規社員の賃金がほぼ据え置きになれば、格差はますます拡大してしまう。使用者も労働者も前向きに努力し、打開していくことが必要である。』
「社会保険労務士試験」は卒業しましたが年4回発行される『うかるぞ社労士 SRゼミ』の購読は続けています。
最新号は『うかるぞ社労士 直前模擬試験』
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メインの直前模擬は2回分掲載されています。第1回は松本幹夫先生出題で基本事項にそった標準的な問題、第2回は奥田章博先生出題で最近の出題傾向・出題方法を意識し、新傾向問題として個数問題・国年法の事例問題あり。どちらの問題も詳細な解説なのでこれを読むだけでも力がつきます。解説一つ読んでもRKZ講師陣の実力がいかんなく発揮されています。
GW期間中に解いてみるのはいかがでしょうか。
秋保雅男先生の今期の一言は”格差社会と労働契約法、労働者派遣法”
『格差社会は日本だけの現象ではなく、中国、ロシア、アメリカなど、世界的な傾向といわれている。日本においては大企業と中小企業、正規社員と非正規社員間の賃金や待遇面の格差が拡大し、社会問題となっている。特に労働契約法と労働者派遣法は社労士試験で出題頻度が高く、非正規社員関連の法令として注目されている。
大企業は昨年に続きベースアップを行い、自動車や電機など主要企業が3000円~5000円ぐらいの賃金改善を図るそうである。一時金は5~6カ月の回答がみられる。
賃上げの理由として、「従業員の士気を高めるため」や「政府が賃上げを求めているため」を挙げている企業もある。労働組合が弱体化し、その組織率が17.5%ぐらいに低下した現在、賃上げの不平等が心配される。契約社員や派遣社員といった非正規社員の増加が格差の拡大に輪をかけている。政府がいくら賃上げを働きかけても99%を占めるといわれている中小企業にその効果が浸透するとは考えられない。公的年金の納付額は、マクロ経済スライド制の採用により低くなっていき、現役世代の賃金も一部の大企業だけがベースアップや一時金で上昇し、非正規社員の賃金がほぼ据え置きになれば、格差はますます拡大してしまう。使用者も労働者も前向きに努力し、打開していくことが必要である。』