社会保険労務士試験合格者発表　受験申込者数からみた合格率１．９９％

社会保険労務士試験合格者発表

それにしても、昨日の社会保険労務士試験の合格者発表には驚きました。
まず、インターネット官報をみてその少なさに驚きました。頁にして２頁少々、普段の年ですと７頁とか８頁くらいだったと思います。
次に、厚生労働省の報道関係者各位にて、発表、４０,７１２人受験、合格率は２．６％に再度驚きました。
受験申込者数からみた合格率は驚愕の１．９９％。
そして、とどめはオフィシャルサイトから発表された、試験会場別受験状況、軒並み悪いのですが、試験地　兵庫　関西学院大学　西宮上ヶ原キャンパスに至っては、受験申込者数　２６０人、受験者数　１５２人、合格者数　０人

乱高下を繰り返す、合格率もとうとうここまで来てしまいました。
合格率だけでみれば、司法書士試験（筆記試験）の　３．９４％よりも遥かに低くなってしまいました。
さらに、行政書士試験　平成１７年度の２．６２％を抜いてしまいました。
ライバル資格に対するこういう既成事実を作りたかったのでしょうか？
この試験は、どこを目指しているのでしょうか。優秀な人材の発掘でしょうか、超難関資格への幕開けでしょうか。
国家試験は品格も必要です。毎年毎年、救済問題で始まり、試験問題の不備、合格率の乱高下………、社会保険労務士試験はまだまだ国家資格としての体がなされていないように思います。
合格された方、おめでとうございます。
ただ、今回残念な結果に終わった方も必ず自分の順番がくることを信じて、毎日勉強を継続していくことです。