将棋駒博物館所蔵　現代名匠の駒

６月４日、竹橋のマイナビルームで開催された、『将棋駒博物館所蔵　現代名匠の駒』に行ってきました。
先月の『富士駒の会　作品展示会』からちょうど１カ月です。
今回は、大阪の合同会社二歩所蔵駒展示・即売会でした。
私は、一般に言われている、歴史的名人駒師（龍山、奥野、木村、静山、竹風、宮松）銘の駒も所有していますが、現代駒師に木地、書体等を特注で頼み出来上がるまでの数年間のワクワク感が貯まらなく好きなのです。

展示会には伏龍作彫駒、一聖作盛上駒を中心に奥野、豊島、木村、影水等の作品が展示販売されていました。
伏龍作　19800円で３０組ほど、、一聖作　200000円から800000円くらいで２０組ほど、名人駒師の作品は、数十万円から300万円弱、伏龍、一聖の駒に偏りすぎていた感がありました。もう少し名人駒師の作品を見たかったのですが、雑誌の表題に「現代名匠の駒」とされていたのはそう言うことだったのかもしれません。
展示会も色々見てきましたが、やはり「児玉龍兒」の展示会は群を抜いて凄いですね。来年１月が楽しみです。