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羽生善治対大山康晴

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羽生善治九段がNHK杯戦決勝で郷田真隆九段に勝利し7年ぶり11回目の優勝を飾りました。これで棋戦優勝45回で故大山康晴15世名人を抜き、歴代単独1位になりました。タイトル獲得99期と合わせて実績では大山15世(タイトル80期、棋戦優勝44回)を抜きましたが棋界の第一人者としてまだまだ挑戦は続きます。次の記録に挑戦して欲しいと思います。
1 現役A級以上(大山15世は69歳没まで44期連続 最年長A級記録)
2 50歳代でのタイトル獲得(大山15世は56歳11か月で王将位獲得)
3 60歳代でのタイトル挑戦(大山15世は66歳11か月で棋王位挑戦)
4 名人通算10期獲得(羽生九段は現在9期、大山15世は通算18期、13連覇)
こう見ると日本将棋連盟会長職を兼務しながら現役を貫いた大山15世の偉大さがわかります。

※現在タイトルに格上げされた王座は大山時代は棋戦でした。羽生九段は王座に就くこと24回、仮にこれを現在も棋戦としてカウントすれば、タイトル75期、棋戦優勝69回になります。
※大山が初タイトルを獲得した1950年当時は、タイトルが名人、九段(現在の竜王の前身)で王将戦でさえ翌年1951年にタイトルに格上げされています。今のように8つもタイトルがある時代とは無縁の時代でした。


1988年NHK杯より

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