日本時間5月19日早朝のグラスゴーの決戦が近づいてきました。
プロレスと共に半世紀以上ボクシングを見続けてきました。
1970年代はヘビー級の時代、モハメド・アリ、ジョー・フレージャー、ジョージ・フォアマン三つ巴の戦い。特にアリ対フレージャーの第1戦でフレージャーの左フックを顎に受けダウンするアリの表情と必死に判定まで持ちこたえた根性が印象的。
1980年代前半は中量級の時代、シュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズ、マービン・ハグラー、ロベルト・デュラン四つ巴の戦い。ここでは5階級制覇したレナードのクレバーなボクシングが印象的。
1980年代後半は再びヘビー級の時代、マイク・タイソンの登場。イベンダー・ホリフィールド、レノックス・ルイスと激闘を繰り広げた。東京ドームでジェームス・ダグラスにKO負けした試合も凄かったが、ルイスの右ストレートにスローモーションのようにKO負けした試合が印象的。
1990年代はオスカー・デ・ラ・ホーヤの時代。バルセロナ五輪ライト級で金メダルを獲得し「ゴールデンボーイ(Golden Boy)」のあだ名で史上初の6階級制覇を果たす。
2000年代から2010年代はマニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザーがボクシング界を席巻。
さて、2020年代は、井上尚弥の時代か?
パウンド・フォー・パウンドは重量級、中量級の選手が多かったが、軽量級バンタム級の井上尚弥がその座を掴むか?
井上尚弥の強さは17勝全勝、15KO、世界戦12戦全勝、11KOと数字が物語っている。さらにバンタム級転向後の2試合が1ラウンドKOとインパクトも強烈である。
しかし今度のグラスゴー決戦ではバンタム級で1ラウンドしか戦ってないことの方を少し心配している。長い試合になった時、パンチを受けた時、相手も無敗のチャンピオンでカウンターパンチを受けた時が一番怖い。期待は左ボディーだが顔面、顎を打ち抜かれる可能性もある。危険を覚悟で打ち込めるか。私の不安が取り越し苦労に終わるようにスカッとKOを期待しています。
写真:ベースボールマガジン社
プロレスと共に半世紀以上ボクシングを見続けてきました。
1970年代はヘビー級の時代、モハメド・アリ、ジョー・フレージャー、ジョージ・フォアマン三つ巴の戦い。特にアリ対フレージャーの第1戦でフレージャーの左フックを顎に受けダウンするアリの表情と必死に判定まで持ちこたえた根性が印象的。
1980年代前半は中量級の時代、シュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズ、マービン・ハグラー、ロベルト・デュラン四つ巴の戦い。ここでは5階級制覇したレナードのクレバーなボクシングが印象的。
1980年代後半は再びヘビー級の時代、マイク・タイソンの登場。イベンダー・ホリフィールド、レノックス・ルイスと激闘を繰り広げた。東京ドームでジェームス・ダグラスにKO負けした試合も凄かったが、ルイスの右ストレートにスローモーションのようにKO負けした試合が印象的。
1990年代はオスカー・デ・ラ・ホーヤの時代。バルセロナ五輪ライト級で金メダルを獲得し「ゴールデンボーイ(Golden Boy)」のあだ名で史上初の6階級制覇を果たす。
2000年代から2010年代はマニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザーがボクシング界を席巻。
さて、2020年代は、井上尚弥の時代か?
パウンド・フォー・パウンドは重量級、中量級の選手が多かったが、軽量級バンタム級の井上尚弥がその座を掴むか?
井上尚弥の強さは17勝全勝、15KO、世界戦12戦全勝、11KOと数字が物語っている。さらにバンタム級転向後の2試合が1ラウンドKOとインパクトも強烈である。
しかし今度のグラスゴー決戦ではバンタム級で1ラウンドしか戦ってないことの方を少し心配している。長い試合になった時、パンチを受けた時、相手も無敗のチャンピオンでカウンターパンチを受けた時が一番怖い。期待は左ボディーだが顔面、顎を打ち抜かれる可能性もある。危険を覚悟で打ち込めるか。私の不安が取り越し苦労に終わるようにスカッとKOを期待しています。
写真:ベースボールマガジン社