社会保険労務士試験の合格基準を考える。

８月２６日、平成２４年度「社会保険労務士試験」が実施されました。１１月９日の合格発表まで気持ちの整理のつかない日々を送られる方が殆どだと思います。毎年救済サプライズのある社労士試験ですが今年は、選択式試験の社一、厚年、択一式試験の雇用が救済候補にあがっています。但し、救済科目予想に一喜一憂してもこればかりは１１月９日になるまで分かりません。
いつも思うのですがもっと誰もが納得する合格基準に出来ないのでしょうか？選択式試験と択一式試験あわせて９０点以上取りながら僅か１科目の為に不合格になり、方や７０点前後で合格というのは何ともおかしな話です。連合会は試験制度の見直しということで試験科目の追加などを検討していますが、先に足切り問題と救済問題を解決して欲しいところです。

以前も書きましたが私なりの社労士試験の合格基準です。

●合格基準　案１

１　選択式試験　　
労働保険科目　２０点満点で１２点以上
社会保険科目　２０点満点で１２点以上

２　択一式試験
労働保険科目　３５点満点で２１点以上
社会保険科目　３５点満点で２１点以上

３　総合点
上記１および２を満たした者で７７点以上を合格基準とする。

●合格基準　案２

１　選択式試験　　
４０点満点で２８点以上

２　択一式試験
７０点満点で４９点以上

３　総合点
上記１および２を満たした者で８３点以上を合格基準とする。