永遠に緊急事態宣言

「緊急事態宣言」が１か月伸びそうです。
今のままだと集団免疫ができるまで、「永遠に緊急事態宣言」が続きそうです。なぜなら、「緊急事態宣言」を解除できるタイミングがないからです。

無能の安倍さんの４月の「緊急事態宣言」は失敗でした。北大の西浦教授の数値を使わせてもらうなら、終息まで８割削減で１ヶ月、７割削減で７０日前後、６割削減なら横ばいです。ということは、安倍さんは甘甘の「緊急事態宣言」を出した段階で５月６日までに終息させる考えはなかったと言えます。「緊急事態宣言」を出した段階で、公共交通機関、スーパー、コンビニ、金融機関、インフラ関連を抜かして自粛要請を出すべきでした。さらに公共交通機関も医療関係者のみの利用にすべきでした。ましてや、デパ地下、居酒屋、理髪店、書店などをＯＫする考えがわからない。「８割」減らして５月６日を迎え、どういう結果が得られたかを見るための「緊急事態宣言」でなければならなかったわけです。

今のやり方や考え方では、「緊急事態宣言」を１か月伸ばして６月に「緊急事態宣言」を解除しても、解除後には感染者数が増えるのは目に見えています。なので、今後１ヶ月今のままの自粛を続けても解除の見通しがないということになります。

あと「緊急事態宣言」を出した際、安倍さんが５月６日まで国民一丸となり、１０万円支給し自粛しようと言ったわけですから、継続するのであれば何がしかの追加の援助が必要になりますし、各都道府県の５０万円、１００万円の協力金も５月７日以降には新たに追加の協力金を出さないとおかしなことになります。

毎回、書いているように、日本の見た目の感染者数はあてにならないですし、米国や欧州と比べても桁が違うくらいに少ない感染者数や重症者数なのに「医療崩壊」と言っているのがイマイチ理解できません。日本で米国や欧州のような１日の感染者数が出たらどうなってしまうのでしょうか。専門家会議の推定「実効再生産数」も３月と４月の比較、当てになりませんね。

「緊急事態宣言」を継続するのであれば、安倍さんは最低次の３点について国民に説明するべきでしょう。
１　これまでの１か月とこれからの１か月は何が違うのかを明確にすること。
２　「緊急事態宣言」を解除する為の条件を明確にすること。
３　個人や企業に対する追加の経済対策などを明確にすること。