新型コロナウイルスの本質を！！　その３

「新型コロナウイルス」蔓延の中、最近は「検察官」の定年延長問題。「新型コロナウイルス」よりも先に安部政権の方の終息を願っています。

１　安部さんの発言（迷言集）
２０１７年の党首討論会で「この国を、守り抜く」と言いました。
「新型コロナウイルス」感染確認後も、国民の前で次の言葉をペラペラしゃべってきました。
「今からの２週間あらゆる手をつくす」「間髪を入れず」「全力で」「徹底した下支え」「きめ細かい対策」「リーマン・ショック級を上回る大胆な」「スピード感をもって」「迅速」「前例の無い」「いち早く」「世界でも類を見ない大規模な」「前を向いて頑張れば、困難を乗り越えられる」「責任を取ればいいというものではない」
これらは、具体性のない抽象的な言葉や精神論が多いので人の心に伝わらない。
具体性があったのは、汚れて使い物にならない「アベノマスク」と、スピード感のない「１０万円の現金支給」くらいか。

２　「検査と隔離」
最近、よく耳にするのが「検査と隔離」です。中国の武漢で感染の第２波が始まり、１１００万人の市民を対象とした「ＰＣＲ検査」を、１０日間で行うとの発表がありました。第１波の時は、病院を１０日間で建設したり、今回も検査を１０日間で行うと発表したり、日本、嫌、安部さんから見ると羨ましいくらいな「スピード感」です。１日１万件も検査実績のない日本では無理でしょう。日本でも最近は、検査の充実が叫ばれています。「ＰＣＲ検査」「抗体検査」「抗原検査」などがあり、検査目的が異なりますが、どの検査も精度に問題があります。識者の中には、無症状者から症状のある人まで検査をせよと言う考えもありますが、「ＰＣＲ検査」をすれば安心か？これもノーでしょう。検査には１００%のものはなく、限界があり、検査をすると必ず４分類化されます。
①感染者で陽性反応（７０%程度）
②感染者で陰性反応（３０%程度）
③無感染者で陽性反応（０.１%程度）
④無感染者で陰性反応（９９.９%程度）
問題は、②感染者で陰性反応と③無感染者で陽性反応が出てしまうことでしょう。
東京都の人口１４００万人中仮に感染者が１%とすると、「ＰＣＲ検査」を実施した場合、②感染者で陰性反応が４．２万人、③無感染者で陽性反応が１．３８６万人になります。
また、検査結果は検査時のもので、検査時から検査結果まで時間があるのも問題点です。

３　「経済の崩壊」と「感染者の増加」のバランス
「緊急事態宣言」解除後は、「経済の崩壊」と「感染者の増加」の両方を天秤にかけながら、国を守らなければならないわけで、「アベノマスク」では国を守っていけないと思います。
①検査を含めた医療体制の確保。（人・物・金）
②秋までには、「新型コロナウイルス」の怖さの解明。
続く。