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Channel: 桜堤団地に桜咲く!!
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将棋と着物

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さて、20代は将棋に明け暮れていました。今と違ってネットで将棋中継はなかったので、タイトル戦になると、千駄ヶ谷の日本将棋連盟の大盤解説をよく見に行きました。テレビは、「NHK杯将棋トーナメント」と現テレビ東京の「早指し将棋選手権」の放送を楽しみにしていました。
1981年NHK杯決勝は、加藤一二三十段と伊藤果五段の対局でしたが、将棋は加藤十段が6度目の優勝を果たしました。この年のトーナメンは伊藤五段があれよあれよと言う間に決勝まで来ましたが、ダンディーな棋士がいるもんだなー、と感心しながら見ていました。また対局の中での、グリーン系の着物と少し長めの茶色の扇子が魅力的で欲しくなりました。
着物は母親と都内の呉服屋やデパートを歩き、「銀座松屋」にグリーン系の草木染めのつむぎを探すことができました。自然の色は魅力的です。扇子は京都の「大西京扇堂」から「渋扇」という名前の扇子を取り寄せました。家に友人を呼んでの将棋対局に、着物や扇子を使い満足感を得ていました。

最初に仕立てた、グリーン系の草木染めの着物








渋扇 久しぶりに見たら、軸のところが壊れていました。

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