社会保険労務士試験、司法書士試験　あってはならないこと。

社会保険労務士試験の誤植問題に続き、先般発表された司法書士試験筆記試験の合格者の受験番号にも訂正がありました。どうしてこうも厳正な立場の中で行われないといけない国家試験で子供でもやらないようなミスを連発するのでしょうか。
社会保険労務士試験は単に誤植なのでしょうか？パンチャーは作問者から提出されたものをそのまま入力したのでしょうか？試験委員の発表だけでなく、その問題に携わった試験委員は表に出てその辺の事情を話すべきだと思います。今のままでは作問者が特定できないので責任もなく宙に浮いた「社労士問題」のままで終わるでしょう。おそらくこれからもまた起こると断言できます。
一方、司法書士試験の合格から一転不合格にされた方のお気持ち察します。受験番号の中の３と８の数字は間違え易いとは言え、何ともお粗末な事件です。
私は、高校で印刷の勉強（都立工芸高校−印刷科）をした後、社会に出て印刷のオペレーター、営業等を経験しました。その中で、印刷物の校正の重要性を身につけました。
あってはならない今回の事件も行き着くところ二重三重の校正を怠ったからだと思います。
受験生は人生を賭けて試験に臨んでいるのですから、関係者は今後の再発防止に徹底的に取り組んで頂きたいと思います。