「社会保険労務士」「CＦＰ」　資格試験も一流たれ！！

先般、平成２４年度の「社会保険労務士試験」の合格発表が行われました。合格された皆様、あらためましておめでとうございます。
また、１１月１１日、１８日の両日、「CＦＰ試験」が実施されています。

私自身数多くの資格試験に挑戦してきた中で思い入れがある上記２つの資格試験には一流になって欲しいと思っています。少子高齢化社会の担い手となる重要な資格であります。
また、「社会保険労務士試験」には６回、「CＦＰ試験」は９回も挑戦して合格を手にしたのでより深い思い入れがあることも事実です。とくにこの２つの資格はまだまだ一流になれないと思うのは、資格試験そのもにあります。

「CＦＰ試験」は、①試験問題用紙の持ち帰り禁止、②合格点の未発表、③受検者の得点の未発表の３つです。
①は後日冊子にして販売して再度儲けるんだと割り切って何とか納得できますが、②③を発表しないのは私がこれまで受験した資格試験の中では「CＦＰ試験」だけです。そんなことはないとは思いますが発表できない何か（裏事情）があると勘ぐってしまいます。そうでないことを願っています。今年に入り「ＡＦＰ」「CＦＰ」のＰＲに積極的でそれはそれで良いのですが肝心要の資格試験そのものを何とかして欲しいと願うばかりです。

「社会保険労務士試験」は、①作文ミス、②合格基準点の曖昧さの２つです。
①は言語道断で国家試験として全く話になりません。明らかな誤問題で没問題ですべきであるし、さらに本人が誤問題に気がつかないで外部からの指摘で発覚するお粗末さ。②は毎年のことですが、今年も社一で多くの高得点の受験者が涙をのみました。厚年が救済されて社一が救済されないのは何故ですか？あからさまに公務員優遇ではないでしょうか。私は、４６点が合格で７０点が不合格になる国家試験を知りません。一つの解決策として、救済は科目で救済するのではなくもし試験実施機関が救済を必要だと思ったら一人１科目救済とか科目に拘らず行うのはいかがなものでしょうか？まあ、これでもだめですかね。

上記、２つの資格何とか資格試験そのものの改革を望みたい。今のままでは２流資格です。１流資格に脱して欲しいと思います。

※　会社の女性社員が「社会保険労務士試験」に合格しました。今年、２度目の挑戦で選択式３３点（厚生年金２点）、択一式５４点という立派な成績でした。合格の報告を受けて本当に嬉しくなりました。