山口の４６３０万円誤送金、事故なのか事件なのかわかりませんが疑問、謎だらけです。
今回の騒動に登場した不思議な行動をする人たち
１ 山口県・阿武町役場担当者→フロッピーディスクを銀行に渡し振り込み手続き終了、それなのに後日振込依頼者を提出。
２ 山口銀行・阿武町担当者（がいるはず）→４月３日にフロッピーディスクを受け取っていながら、４月６日に振込依頼者を何も疑問に思わないで受け付けたのはなぜ。阿武町担当者がいるはずなんだけど。
３ 被疑者Ｔ氏→事件発覚当日、組み戻しに応じると言いながら銀行支店前で拒否し、発覚初日から引き出しを始める。さらに関係者情報ではネットカジノで全額使いきってしまう。
４ 山口県・阿武町長→事件発覚当日、銀行支店まで行きながら組み戻しができなかったのに、仮差し押さえをしなかった。
５ 町役場の弁護士→仮差し押さえなどの適切な対応をしたか、そもそも相談を受けていなかったのか。
６ 被疑者の知人弁護士→４月１５日に登場する弁護士と今回５月１６日に登場する弁護士は同一人物ではない。では４月１５日の弁護士は何者。
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振込依頼書の謎 銀行届出印は誰が押印したか？
私は、前回の記事で書いたように今回の事件の肝は、山口県・阿武町役場担当者（出納係）にあると思っています。今回の担当者は新人で出納係は２名だそうです。新人ならなおさら上司に指示等受けながら行動する（している）はずです。起案書等をもとに行動するはずです。４月３日にフロッピーディスクを銀行に渡した段階で振り込み手続きが終了。４月６日に振込依頼者を銀行に持参するわけですが何故振込依頼者を書こうと思ったか？ 銀行印は誰が押印したか？ ４月６日銀行に持参する際に上司に、「銀行にコロナ給付金の手続きのため振込依頼書を持って行きます」と言って出かけたか、黙って出かけたか、どっちなんでしょうか。聞きたいことが満載です。この辺の事情に関して、阿武町長と担当者から一切説明がないのは不誠実です。私が一番知りたい部分です。
今回の騒動は、被疑者Ｔ氏の逃亡状況や振込金の使途にスポットが当たっていますが、山口銀行から不可解な二重振込の問い合わせがなければ今回の騒動は公にならなかったわけで、最悪闇に葬られていたかもしれません。支給開始は１〜３月頃を想定していましたが、期の初めの４月に起きたのも不可解で偶然のことでしょうか。今回の阿武町の事件と同じようなことは他の市区町村でも起きているかもしれません。
テレビコメンテーターが今回の件は、皆さん被害者と話されていましたが、私は逆に皆さん加害者のように感じています。登場人物の不思議な行動、こんなおかしな行動が偶然に起こり得るのか、はなはだ疑問に思っています。
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