将棋の羽生九段が1500勝を達成しました。将棋界で1000勝を達成すると「特別将棋栄誉賞」が贈られます。過去1000勝以上達成した棋士は9人。(最終勝数)1 大山康晴十五世名人 1977年(1433勝)2 加藤一二三九段 1989年(1324勝)3 中原誠十六世名人 1992年(1308勝)4 米長邦雄永世棋聖 1994年(1103勝)5 内藤國雄九段 2000年(1132勝)6 有吉道夫九段 2001年(1088勝)7 谷川浩司九段 2002年8 羽生善治 2007年9 佐藤康光 2017年この中で現役棋士は、谷川、羽生、佐藤の3人で、羽生は1000勝達成後、2012年に1200勝、そして2022年に前人未到の1500勝を達成しました。達成速度は36年5ヶ月、1年平均40勝以上勝ち続けてきたのは驚異的と言えます。羽生九段はこの先2000勝も夢ではないと思いますが、私としてはどうしても気になるのが目前に迫っているタイトル通算100期です。大山十五世が最後にタイトルを保持していたのが59歳、羽生は現在51歳、2020年竜王戦以来タイトル戦に登場していませんが、最後の一冠なんとか獲得して欲しいと願っています。
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