『将棋世界１０月号』

『将棋世界１０月号』を購入。
今月号の表紙は、ありがとう８５年！　将棋世界１０００号特集。特集１は羽生善治九段インタビュー１４ページ、特集２は将棋世界クロニクル１０ページ、特集３は将棋世界、今昔物語 上８ページ。
将棋世界の創刊は昭和１２年、今から８５年前になります。私が将棋世界を買い始めたのが昭和５０年代なので、中間地点の５００号あたりから読んでいる計算になります。「将棋世界」「近代将棋」「将棋マガジン」「枻　将棋讃歌」「将棋ジャーナル」「新・将棋天国」「将棋講座」「週刊将棋」（新聞）など歴代の雑誌を読んできましたがほとんど廃刊に追い込まれました。
「将棋世界」と同じくらい買い続けたのが永井英明の「近代将棋」でした。「近代将棋」の廃刊間際には熊沢良尊師の「駒に生きる」という連載ページがありました。私はこの当時、熊沢師に無剣の駒を依頼しており、この駒の完成時には「駒に生きる」に掲載していただく話を頂いていましたが２００８年（平成２０年）の駒の完成を前に「近代将棋」が廃刊に追いやられ実現しませんでした。「熊沢無剣完成逸話」についてはまた記事で書きたいと思います。


将棋界は藤井五冠が王位戦に防衛、タイトル獲得１０期に到達しました。藤井五冠Ａ級順位戦で糸谷八段に競り勝ち、また王座戦、永瀬王座対豊島九段の第２局は千日手指し直しになり永瀬王座勝ち振り出しに戻りました。里見女流の騎士編入試験第２局も近づき楽しみが尽きない季節がやってきました。