日浦八段、３カ月の対局停止処分について

日浦八段、３カ月の対局停止処分について
日本将棋連盟は２月１３日、マスクを正しく装着せず対局に臨み、３局連続反則負けとなった日浦市郎八段（56）を３カ月の対局停止処分としました。
これに対してネット上の反応は処分は当然との意見が多いのですが、私は今回のマスク問題や処分に疑問に思うところがあります。もしお分かりの方がいればコメント欄等に書き込み願います。
疑問１　日浦八段は直近３対局で連続反則負けになりましたが、臨時対局規定ができた２０２２年１月以降の対局で反則負けにならなかった対局はどのようなマスク着用をしていたのでしょうか。１　反則負けを喰らう前から鼻出し状態のマスクで対局していた。２　反則負けを喰らう前は鼻も覆った状態のマスクで対局していた。１であれば、それまで認めていた将棋連盟側に問題がありそうです。２であれば、日浦八段に問題がありそうです。
疑問２　将棋連盟はマスク着用の臨時対局規定において、政府の新型コロナ対策を念頭に入れているようですが、それならば何故政府が推奨する「オンライン」（将棋）を導入しないのでしょうか。将棋連盟は日浦八段に対局停止処分を下すことよりも、まず日浦八段に対局してもらうことを前提で考えるべきではなかったのか。日浦八段に別室でのオンラインで対局にするか、それができないようであれば対局者から２メートル以上離して対局することも考えられなかったのでしょうか。
疑問３日本将棋連盟は「政府よりマスク着用の緩和方針が示されつつあり、臨時対局規定の改廃について適切に判断していく」としています。その中での３カ月の対局停止処分は重いし、３月１３日から、マスク着用は個人の判断に委ねるとの政府の方針なら「１カ月の対局停止処分」それまででもよかったのではないか。
疑問４これは日浦八段の主張ですが、高橋九段も鼻出しマスクで対局をしていたと言ってますが、他の棋士で鼻出しマスクやルール違反する棋士はいなかったか。
※コロナ騒動の１日も早い収束が望まれる中、コロナ発生から３年経過した中での今回の日浦八段の３カ月の対局停止処分は何かしっくりきません。反マスク派の日浦八段を狙い撃ちした臨時対局規定にも思いました。日浦八段もこれほどの重い処分を受けてまで自分の主張を曲げないのは、なんでだろう、凄いと言えば凄いです。１日も早く臨時対局規定からマスク着用ルールがなくなることを願っています。
日本将棋連盟　日浦八段の懲戒処分についてhttps://www.shogi.or.jp/news/2023/02/post_2256.html