社会保険労務士試験　諦めないで！！

先週末、本年度の社会保険労務士試験の合格発表がありました。

あっと驚く５．４％の史上最低の合格率でしたが、その中身は
択一式　４６点（７０点満点）
選択式　２１点（４０点満点）　労災２点、雇用２点、健保２点、社一１点という内容でした。
ここで注目は、選択式の２１点でここまで点数が低くても合格率が低かったことは、出題された問題自体に『問題がある』としか言えません。
こういう、意表をつく問題を今後も出題されるのであれば、実力のある者が不合格になりにわか勉強で合格する者が合格します。受験者は真面目に勉強に取り組んでいるのですから、出題する側も国家試験として適切な問題を作問して頂きたいと思います。社会保険労務士試験は合格基準の抜本的見直しの時期に来ています。自論ですが、『木を見て森を見ず』のような１科目の出来不出来のみで合否が決するやり方は良くないと思います。

また合格点に達していながら、選択式の１科目に泣いた方には、来年もぜひ受験して頂きたい。ここまで努力してきたのですから、あと１年の頑張りです。継続して失うものありますか？受験を止めても受験勉強時以上の有効な時間、『合格』以上のものは創出できないと思います。
陰ながら応援しています。あと９ヶ月頑張って下さい。